元日系大手航空会社CA採用担当が伝えるエアライン就活ココだけの話
合説・説明会では何を見てくるのか?
~何も質問しないのはもったいない!聞かれてがっかりのタブー質問には留意して!!~
『合説』参加した方はこんなこと感じませんでしたか?
*30~40分で終了、大勢のためゆっくりその会社の方と話すことはできない。。。
*人気企業は大行列で聞けなかった! とにかく歩いて疲れたー!
*どの会社も魅力的で、どこがいいのか迷ってしまった!
そうなんです。
合説とは就活イベントであり、企業にとっては絶好な広報活動の場でもあります。
どの企業もいい人材が欲しいので“いいこと、魅力的なこと”しか言わない。
企業にとっては少しでもいい人材にエントリーしてほしいので現役を立ち会わせたり、ノベルティーを用意したりと会社の魅力を同業他社よりも工夫をして伝えたい、、、と取り組んでいます。
そんなことも頭において表面的なところで鵜呑みにすることなく働くイメージをしっかりと掴む機会として説明会に参加してくださいね。合説は1回参加で充分かなと。
合説よりも学内説明会のほうが時間も長く内容も身近に感じられるかと思います。特に大学に企業が来てくれるところはその大学の出身者が採用されている実績もあり、企業側も親近感を感じて説明をしてくれることが多いです。
説明会では「何か質問はありませんか?」との時間を取ってくれますが、ここで何の質問もしないのは事前準備のなさ、本気度の薄さを露呈しているのと同じです。
「特にありません」はがっかりです。
説明会に行く場合はあらかじめ自分なりにここは聞きたいという点を事前に用意しておき、説明会で触れられなかった部分をしっかりと確認するくらいで臨んでほしいと期待しています。
でもこんな質問はもっとがっかりです。
☛「お給料はどのくらいもらえるのですか?」「休みはどのくらい取れるのですか?」
☛「何が大変ですか?」
☛「志望動機はどのように書けばいいのですか?」
わかりますよね。
また、説明したばかりの内容を質問してくるのは論外です。(よく理解できなかった場合はこの部分がよく理解できなかったのでもう一度ご説明いただけますか?ならOKです)
逆に、説明会では学生側の視点でも注視するといい面があります。
説明担当者の対応ぶりです。
真摯な受け答えか? 業務的か? 周りとの会話での言葉遣い?
その方は一部ではあっても会社の風土を醸し出しています。
企業研究はホームページでも詳しく調べることができますが“体感”を感じ取るのはこんな機会でなければわかりませんよね。
そういう点では一番いいのがOG/OB訪問、実際に働いている先輩たちに具体的な話を伺うことです。
OG/OBが身近にいない方は実際に空港に足を運び出待ちをして話しを伺うアクションをとるなどもよし、志望する会社の飛行機に実際に乗ってみて直接仕事を見ながらお話しを伺うなどもよし。。。です。
そんなときも気をつけてくださいね。
「志望動機は何でしたか?」
「私はCA/GSになれるでしょうか?」
などの質問はタブーですよ!!
次回はエントリーシートの件、CAに求められる要件はなぜあるのかなどをお伝えしますね。