元日系大手航空会社CA採用担当が伝えるエアライン就活ココだけの話

~自分の想いをどのように面接試験で伝えることができるのか?~

~面接試験では何をみているのか?・・第一弾~

みなさん、ESは順調に書きあがりましたか?

すでに書き上げて提出している方もいらっしゃることと思います。

いいたいことを自分の言葉で、体験から培った自分らしさを表現できたでしょうか?

これからは面接に向けての仕上げに入っていかねばなませんね。

自分の言葉で自分の想いをしっかり伝わるように・・・・

憧れではなくどんな働き方をしたいのかが伝わるようにやる気・熱意を言葉にして伝えるように準備してください。

ここでも大事なのは自分の体験・具体性ですよ。

✈✈ 面接試験とは何をみているのでしょうか?

面接には一次・二次・三次(最終)・・・でその見るポイントがあります。

特にCA・GSのようなお客様と直接対応する接客最前線の職種は少し他業種とは違う特徴があります。

●一次面接

ここではグループ面接やグループディスカッションを取り入れていることがほとんどですが、見ているポイントは

「うちの会社のCAとしてこんな方がいると印象がいいな、、、」といったお客様目線での好感度を見ています。

どんなことを言うかよりも大事なのは 

“どのように言うか” です。

所謂、第一印象のよさです。ノンバーバルコミュニケーションを見ています。

発した言葉よりも感じがいい!明るい!覇気がある!反応がいい!機転が利く!声にイキイキさが感じられる!

コミュニケーション力や場の空気を読むムードメイカーかどうかは協調性・チーム力などとも鑑みてわかり易いのはグループディスカッションです。

JALではディベート方式をとりいれたディスカッションをここ数年はなされています。

正解のある質問などはなされません。

正解はあなたの答えですので、自信をもって質問されている内容に真正面から「結論から言う」ことに心掛けてイキイキと発言し、キチンとした中にも自分らしく体験を入れた話や意見が言えるといいですよ。

●二次面接

会社によっては色んなやり方をしていますが、ここではすでに印象の良い方が残っているので見るレベルはアップしています。

“CA(GS)としての資質があるか・この人はこの仕事をきちんとやっていけるだろうか”

を見極めるような見方をします。

よって、面接官も仕事に精通した方が面接官としてアサインされ専門家としての視点でふさわしいか否かを見る内容となるので、JALCAではここで英語面接を入れています。

難しい質問ではないのですが何をみているのか??

これは英語での会話になったときに自然に英語表現ができコミュニケーションが取れるか否かの素養をみられているかと思います。

質問内容もこんな時はどのように対応するか・・などの考え方を聞いてきます。

会社の特徴・・例えば他社との違いなども・・・企業研究や職種研究がここで生きてきます。

一次面接がノンバーバルなら二次面接はバーバルコミュニケーションを見ているとおもうとわかり易いですね。

二次試験でJALもANAも簡易身体検査が入っていますね。

これは、健康体や必要な体力的な最低要件をクリアしておかなければ、最終まで行った場合そこでNGでなることがわかるものはその前の段階ではっきりさせることを考えてのことと思います。

面接のことや試験のことになるといっぺんにはお伝えできないのでこの続きは次回に。

今年は春インフルエンザが流行っているようですので、みなさん体調には充分留意して来たる面接までの万全を期して準備をしていってくださいね。

ではまた。