✈ 元CA採用担当 “夢先案内人” blog 16

10年目のプレゼント数々・・・働くことって面白いよ!!シリーズ 『その3』

元日系大手航空会社CA採用担当が伝えるエアライン就活ココだけの話

10年ひと昔、、、といいますが、一つのことを10年続けることは簡単なことではないことですね。

前回のブログで一つの仕事を10年勤めあげたことを自信にCAへの転職を実現させた方のことを紹介しましたが、今回は私の体験から10年の区切りのエピソードを記してみます。

10年勤続をすると(以降20年、30年と節目に)勤続表彰をしてくれる会社がありますが、私もCAとして10年勤めたことへの勤続表彰をいただきました。

私は仕事が面白くて気付いたら10年になっていたといった感じでその時を迎えたのですが、CAの同期で10年選手は1割程でした。

10年表彰では10年の時を刻んだ記念にと壁時計をいただきました 

今でも我が家のリビングにかけてあり、そのころからの時を刻み続けているんですよ(*^^)v

表彰時の挨拶で

「アットいう間の10年でした。次は20年表彰目指して頑張ります!」

と言った時になぜか爆笑されました。

・・・・変なこと言いました?とあとで上司に伺ったら

「20年勤続のCAはまだ見たことないからね。。。ナイス冗談!と思ったんでしょう(^。^)y-.。o○」

と。。。。。

Hisilicon Balong

10年目になったときとほぼ同時にCAでは一番位の上の“主席”という大層な立場になり、新人養成訓練教官としてクラス担任となったり、新機種導入の開発のプロジェクトにも携わるなどCAとして飛ぶだけでは知ることのできない仕事に出会い視野が広がる思いでワクワクして毎日を過ごしていました

そんなときです。

天皇フライトの特別便に陛下担当の乗務員として乗務するようにとの仕事がやってきました。

昭和天皇の特別機(お召機)でしたので、侍従長はじめ宮内庁、随行の記者たちのみが搭乗で客室内には陛下のための個室に玉座が設置されるといった特別仕様です。

陛下への直接サービスを担当するといった貴重な経験を任されるに至ったのも10年といったタイミングだったことを思い出します。

どんなことでもいいので10年を一つの目標とすることで継続することはきっとなんらかの自分へのご褒美があるのかもしれませんね。

今年のサンタクロースはあなたにどんなプレゼントを届けてくれたでしょうか?

きっと10年に向かう道筋を届けて来てくれていたかもしれませんよ。