✈ 元CA採用担当 “夢先案内人” blog 20

~いよいよ面接スタート!

「自分らしく」を心がけ、自分の売りを存分に発揮してください。でも、、、、ここに注意!!~

元日系大手航空会社CA採用担当が伝えるエアライン就活ココだけの話ブログ

航空大手2社も書類選考結果が出て、グランドスタッフ、グループ会社等々も続いて選考結果が届きはじめていることと思います。

結果に対して悲喜交々かと思いますが、あなたが第一志望としているところがすべてとは限りません。ご縁のあったところがいまのあなたに目を向けてくれている企業であり、はたらくことへの期待をしてくれている仕事です。

ご縁は大事にしてくださいね。

新聞等では5月の段階で就活生の4割は何らかの内々定をもっているといいます。

でもその中でも半数以上は6月から面接解禁の大手(経団連所属の企業)への就活は継続しており、所謂すべり止めのような位置づけでの内々定確保や、本命まえの練習のつもりで受験していた方もいることと思われます。

一生に一度の新卒就活ですから、本来第一志望としているところへはTRYしたいですよね。

挑戦することの意欲はとても重要で大事なことと思いますので、是非頑張ってほしいと思いますが、すでの内々定をいただいている企業へ失礼のないような礼儀はキチンと果たしていますよね。

下記の意向を伝えてくださいね。

❶内々定をいただけたことは光栄であり、感謝していること。

❷現在は貴社への入社を第一に考えているが、就活は6月以降も継続するつもりでいること。

❸状況の変化がある場合はすぐに連絡をすること。

等々をきちんと伝えていますか?

早くに就活終了するようにとか、他社の内々定を断ったらこちらの内々定を出すなどと、行動での本気度を示すようなことをされたと昨年までは耳にすることがありました。

このようなことは「オワハラ」といってハラスメント問題として注目されているので最近はないことと思いますが、受験者がわとしての礼儀はきちんと尽くすことは忘れずに、承知いただいた上で6月からの試験に臨むと相互に安心、信頼で進めることができますね。

さて、面接について。一次面接(会社によってはグループディスカッションとのとことも)からのスタートですが、一次面接の特徴は

『人あたりや印象が好感もてるか』が重要視されます。

聞かれたことがスムーズにスラスラと言えた!とおもっていても自己満足かもしれませんよ。

要は、自分のペースでうまく話せたと思うときは、意外と印象に残らないことが多いように思います。

Q:「自己紹介をしてください」との質問で

➝「●●大学◯◯学科▼▼学部から参りました◆◆です。私は笑顔に自信があり周りからあなたがいると明るくなるねと言われます。また、小さい頃からダンスと続けてきました」

Q:「なぜ弊社を志望するのかをおしえてください」の質問で

➝「御社の◯◯は素晴らしいと思います。また、御社の飛行機に乗った際に声をかけてくださりそのやさしさに感動しました。私もその一員となって御社のファンを拡大していきたいと思います」

・・・・・・・

上記の問答例ですが、自己紹介では同じようなことを言う方が何百といます。

ポイントは

あなたしか持ちえない個性を(具体的なやってきたことなど)短いセンテンスで紹介し、

「ああ、、あの●●の方ね」と面接官の印象に残り、好感もたれる普段の自然体な自分のことが言えるかです。

笑顔や元気をアピールするも緊張感で笑顔もひきつっているようなら説得力がありません。満面な笑顔と明るい元気さが出ていると納得ですね。

言葉だけではなく、らしさが伝わるか。。。。

もしくは逆に意外!!と思わせる経験を伝えるのも印象にのこりますね。

それは面接で会話のキャッチボールにつながる要因を相手に与えることになり、伝えたいことが伝えられるチャンスにも結び付くものです。

志望動機での内容では自分が見えません。働く姿が見えません。 

まずはどんな働き方を軸として職業をみているのか、自分のどんなところが御社のどんなところと繋がり貢献できると考えるか、そんな中で自分はどんな働きをしていきたいのかがみえなければ、一顧客ファンでしかありません。

面接官はどう感じるでしょうか?

「今後とも弊社をよろしくお願いします」・・です。

面接官が違和感に感じることもここでお伝えします。

➡バリバリ自己主張のアピールは違和感で✖

特に、グループディスカッションやデベートディスカッションで自分の発言をアピールすることをリーダーシップを発揮していると勘違いしているケース。

逆に、しらけて自分の発言をしないままでその場の意見に流される他力本願なケース。

➡見て見てビームを発するのは違和感で✖

行き過ぎた反応(首振りや発言者のほうを見る)と面接官のほうをじーーーっとキラキラしてみつめて目があうとにこっとする方は引いてしまします。

➡いかにもCAでございます!もちょっと、、、、✖

人としての魅力や人と成り、好感度をみているので、形や外見にばかりこだわることにも違和感を感じます。対話してみるとすぐにその形には中身があるのか形だけなのかは面接官はすぐに見抜きますけどね。

いずれにしても、働くイメージをきちんともって、その仕事のことや志望会社のことをきちんと知り、どんな角度からきかれても大丈夫というくらいの真剣な企業研究をしているかが最終まで繋がり、合格への道に繋がっていることは言うまでもありません。

ここまで来たら、自分に自信をもって、堂々と、隣の方との比較はしない!!です。

何を聞かれるのか心配!!ではなく、何を聞かれてもドーーーンと来い!という気持ちで挑んでくださいね。

次回は面接での留意点、既に内定を取っている方への礼儀をアドバイスします。