✈ 元CA採用担当 “夢先案内人” blog 27
10月以降は内々定から正式内定に。
いよいよ社会人になるという決心をゆるぎないものに!!
元日系大手航空会社CA採用担当が伝えるエアライン就活ココだけの話ブログ
10月以降は内々定から正式内定に。
いよいよ社会人になるという決心をゆるぎないものに!!
・・と書きだしたものの、2020年新卒採用は勿論のこと、2021年新卒採用は大きく変化の年の幕開けとなっています。
ご存知かとは思いますが、経団連の会長が「新卒採用就活ルール廃止」の方針を発表し、今年の4月に経団連と大学側とで「産学共同提言」が出されました。
要は、世界レベルでみて日本だけが4月一括入社といった異様状態であることや、新卒採用を中心にした採用活動を見直す必要があり、採用形態も多様性を取り入れることを進めるとの動きです。
特に、働くということを早いうちに経験することで、企業分析、自己分析が机上のものではなく、本当にどうなのかを体感して職を見つけることの必要性に動き始めたということです。
そこで重要視されているのが、インターンシップ。それも、従来のように1日・2日程度の説明・見学のようなメンバーシップ型のものではなく、正に共に働く経験のジョブ型が本格化しています。
1・2年次のインターンシプは、その後の学業への動機づけ、業界・企業や職種理解につながるものとして期待されているとのことで今後拡大する方向です。もう1年、2年生の時期から就活は始まっているということですね。
また、インターンシップも1DAYのような短時間はインターンシップとは位置づけされず、長期のインターンシップが有効となっていきます。
双方の深い理解に繋がり、ミスマッチ離職防止にもなるとの見方もされています。
先日の新聞記事に、今まで新卒中心に採用してきたトヨタ、ホンダが採用の4~5割を中途採用にしていくとの方針記事が出ていました。
これも通年採用の動きの現れでもあり、必要な能力や経験を持ち備えた人材確保を本格化する動きと思われます。
エアラインも既卒採用が通年のようにありますね。
インターンシップも大学3年生はこの夏休みにすでに5日間程度のインターンシップを経験してきた方もいるようですね。
これから冬休みにも実施されることと思いますので、その心構えをしっかりと掴んでください。
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では、インターンシップでは何をみてくるといいのでしょうか?
本試験に向けての大事な準備です。
●ポイント1.働くを学ぶ
どんな仕事かももちろんですが、働いている人の思いをよく掴んで、その仕事の面白さ、自分の中の遣り甲斐等に気付いてきてください。
●ポイント2.見極める
志望動機のリアルを知り、働き方・社風・職場環境をよくみてくること。イメージで決めがちが職業ほど、働く決心に繋がるものを感じてきてください。
●ポイント3.成果重視
スキルや実力を上げたいと思う方はそれが叶う状況にあるか、また、一足先に内定に近づきたいとの思いのある方は自分への評価を意識して臨むべし。
でも、インターンシップ経験が採用への重要なファクターになるとはいうものの、2020年新卒者の状況をみると参加した学生の7割強はその会社に入りたと思うものの、企業が欲しい人材としてアプローチをしたのは4割強 との現実もあります。
いかにインターンシップに取り組むのか重要かがこの数字でも分かりますね。
また、インターンシップ経験者がすべての採用人数ではありませんので、本採用試験までの準備はインターンシップを経験できない方にとっては、早くの準備と取組みをすることに変えることが重要ですね。
学業に支障ではなく、いかに社会に出て有効な学業を大学で学ぶかという点で大学生の本業を充実させること、そして企業研究・自己分析への業界への取組みを早くから1年2年次からでも行動に起こすことが誰よりも一歩先に進んだ就活なのではと思います。
みんな、がんばって!!
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