✈ 元CA採用担当 “夢先案内人” blog 29
この緊急事態 状況の変化を受け止め、採用試験を受験できることを楽しみましょう!!
元日系大手航空会社CA採用担当が伝えるエアライン就活ココだけの話ブログ
就活中のみなさん“STAY HOME!”いかがお過ごしでしょうか?
異例なGWですが、今ひとりひとりがこれをしっかりと守って早くに元の生活ができるよう頑張りましょう!!
まずは、医療従事者のみなさんに心から感謝と、この予想もしない感染病でお亡くなりになったすべてのみなさんにお悔やみ申し上げます。https://www.join-crew.net/img/VID_246470401_081752_878.mp4
さて、ニュースでもご存知かと思いますが、このような時にそれぞれがどのようなことができるのかと、色んな業界や業種の方が立ち上がっていますね。
航空業界も然り。
ANAでは医療従事者のガウン縫製のボランティア、JALは医療関連資格者の医療従事へのアシスト副業、業界一つになって必要な移動への搭乗者へのお礼と応援垂れ幕メッセージ等々、直接的、間接的に色んな取組みをしていますね。
航空業界のダメージも想像を超えるものがあり、連日資金調達やコスト削減策の提示などで大変な状況にあります。
2021年新卒の採用がこんな状況になろうとは誰もが想像のできないことでしたが、きっと今、各社の人事採用担当は採用方式をどのように実施しようかと考慮中であり、実施方法変更の準備をしていることと思います。
今、予想されるのが、オンライン面接・オンライングループディスカッションです。
みなさんはオンラインの環境は大丈夫でしょうか?
不慣れのないように今のうちに準備するとか、オンラインでの準備をしておくことをお勧めします。
このオンラインでの面接では、PCを使い慣れている就活生のほうが何かと機器になれている分、中高年面接官たちよりも優位かもしれません(笑)
ドキドキしているのは面接官側かもしれませんよ。
みなさんは万全の体制で臨んでくださいね。
さて、そこでオンラインでの面接になったとした際に予想されるメリット・デメリットをお伝えしてみたいと思います。
企業側の
◯メリット
*採用費用を大幅に削減できる(会場費・人件費・交通費等々)
*日程調整に融通を利かせることが出来る
*面接官から個々の顔を表情共に視覚でのキャッチはある程度出来、自宅での雰囲気等自然体での普段を感じ取ることが出来る。
*顔出ししない面接官の設定もでき、個々の様子をよく見ることが出来る。
*地方ふくめ全国の学生が平等に受験できるため、より多くの優秀な人財の発掘が可能となる。
●デメリット
*全身や立居振舞をみるのは難しい。
*聞き取りにくいとか、受験者が資料やアンチョコをみながらの面談も余儀なくされる
*面接段取りや、スムーズな展開には支障が生じることが予想され、時間設定にはかなりの余裕や何かの時の代案を準備する必要がある。
受験者側の
◯メリット
*就活費用の出費が抑えられる
*全国の学生が平等の立場で受験が可能となる
*面接官も自宅なので気分的にアットホームさが伝わり、緊張感が軽減される
*手元にアピールしたいものがあるとそれをかざすなどの工夫を凝らした自己PRもでき、個性を伝えられる。
*本当はいけないが、提出したESの控えなどを安心として手元においておくことができる。➝見ながらはバレバレで、減点となる恐れがあるので頼り過ぎないように!
*PCからの音声なので声質・声の大きさ等からくる弱点がある場合は軽減される。➝面接官は見極める点ではプロなので、だいたいわかりますが、、、、
*全身、身だしなみ、立居振舞、気遣い等々の動きから見られるものが不可のため、緊張感が軽減される
*自分の表情が自分でも確認できるので、常に笑顔や表情のセルフチェックが出来る。
●デメリットと留意点
*気を抜いていると他の方が話している時の表情や姿勢等をよく見られてしまう。
*オンライン受験環境を早めに整えておかなければ繋がらないことによる不備が準備不足や遅刻扱いとされてしまう。
*個々の表情をよく見られるので、読んでいる感じや暗記した内容を語るのは見破られてしまう。
*名前の表示は指定通りとし、ニックネームやローマ字表示になっていないことに留意
*背景をバーチャル画像にしてはなりません。背景をみられてもいいような場所の設定に留意
等々でしょうか。。。。。
➡このような状況をよく理解したうえで、自分の顔も見える分、他者の顔もみえ、なんとなく隣がよく見え、比較して自分への自信をなくしてしまいがちですが、それは全く気にしないで、自分らしく自分の言葉で、自分の思いが語れるように、準備を進めてください。
もう一点
今、新型コロナ感染防止対策や緊急事態宣言等の状況については、今まさに起こっているタイムリーな状態です。
この状況に関することやアフターコロナ等について、あなたはどのように考えているかなどは、これからこの業界をめざしている学生はどのように考えているか、またどのように過ごしているか等は聞きたいところかと思いますので、しっかりと発言できる準備も必要かもしれませんね。
とにかく、体調には留意して、受験できることを楽しみに臨んでください。
応援しています!