✈ 元CA採用担当 “夢先案内人” BLOG 003
Q&A|皆さまからの質問にお答えします!
元日系大手航空会社CA採用担当が伝えるエアライン就活ココだけの話ブログ
みなさん、エアラインの採用の動き、各社本格化してきましたね。
是非、志望されている皆さん、頑張ってください。
さて、受験されるにあたって、よく受ける質問がありますので、お答えしてみたいと思います。
Q1. TOIEC600点なければダメですか?
A.
そもそも英語の資格要件を提示しているということは、「TOEIC600点程度の英語力がこの仕事には必要ですよ」という意味です。
CAやエアライン業界を目指している方は英語を使うことは想像できますよね。
国内路線を主としている会社でもお客様には外国人のかたも多くなっていきます。
中にはパイロットが外国人という場合はブリーフィングが英語で行われるので英語力は通常業務でも必要とされています。
JAL・ANAや外資は世界各国への乗り入れや、殆どが外国人という路線もフライトしますので、普通に日常会話としての英語は必要です。
特にポジションが上になると業務処理上、日常会話を超えた会話力が必要となるので英語力の勉強は現役としても常に,TOEIC資格獲得の努力を継続していると伺います。
でも、今TOIECの点数が600点に満たないからといって、受験できないとか、合格できないのではとのことではありません。
満たない点数でも合格できたというケースもありますし、逆に900点台をもっている方でも不合格となる場合があります。
なぜなら、採用試験とは英語だけで決めているわけではないからです。
基本は人物評価です。
地道に勉強して努力し達成することができる方か?
英語はじめ、人とのコミュニケーションを臆せずにできる方か?
素直で明るく真面目な人物か?
等々の評価ポイントがあります。
TOEICの数字が不足していても合格できる方は人物評価としての好感度が高く、今後の努力できちんと600点以上を取る課題をクリアできる方かの伸び代で判断することもあります。 仕事の特殊性を理解してふさわしいスキルを身につける努力はしてくださいね。
Q2. 志望動機に地域活性化を目指したいと記載することはNGですか?
A
むしろ、CAの役割としてその発想を持つと言うことはかえって関心されるのではないでしょうか?
このことは、地方創生を課題とする日本の経済活性化としても、今後の航空会社としての果たす役割として重要視されていく課題かと思います。
CAとして、地域のアンバサダーとしての意識をもった乗務をすることは素晴らしいことかと思います。
是非、その想いをCAとしてどのように実現していきたいのか等の「具体的なアイデア」などもあるといいですね。地元愛、人間愛を仕事との関連付けで提案していただけたらと思います。
Q3. エントリーシートは全部読よまれているのでしょうか?
A.
はい。もちろん全部読んでいます。
手書きで郵送する手法のESは特に、締め切りギリギリではなく、1週間以上前に到着するくらいのタイミングで提出できるといいです。
3日くらい前から締め切り当日までは、一気に郵便局から段ボールに入った状態で到着します。
一通一通開封して採用担当者は書類に不備はないかを確認し、ひとり一人読んでいきます。
ですから早くに到着している方から読みますのでジックリ目を通してもらえることとなりますので、内容も名前も顔も(写真いつも目にしている)覚えてしまうくらいです。
最近はWEBでの送信方法となり、締め切りギリギリまで書き直し可能といった形式になっているところがおおいようですが、早くからアップしておくと時間をおいて何度も読み返すことができる分、言いたいことの精査ができて仕上がりに漏れやミスのない状態での提出ができますね。
読む方は、よく吟味され推敲された内容になっているかは文章を読んでわかります。
書き方としては結論から書くことは鉄則です。
色々とストーリーを書き始め、結論が結局この最後の一行ですか・・・というケースの場合はまず印象にに残りにくく、読み返したいという思いが削がれることが多いです。
面接が始まると、質問に対してまずはダイレクトに結論を応えることが重要であると言うことと同じです。
特に面接では話しが長くならない心がけは大事になりますので、この「結論ファースト」は心がけてください。
