元CA採用担当 “夢先案内人” BLOG 006
既卒応募もコロナ後は新方式で悩みは尽きない!?
元日系大手航空会社CA採用担当が伝えるエアライン就活ココだけの話しブログ
まずは、CAは一段落24卒新卒の採用・・・・
一旦は新卒は落ち着いたかのようですが、まだまだ秋口の第二弾募集や追加試験等々いつかかかるかわかりませんので、期待はなくさないでくださいね。
さて、
このところの既卒採用ラッシュ!!
外資、独立系等とつづいておりますが、JALやANAの日系大手での動きも本格始動ですね。
JALが先陣を切ってスタートし、すぐにANAもですが、、、
JALの第2クールのスケジュールとANAが殆ど同時の流れで進みますね。
例年、だいたい同時期に2社は牽制しながら進むことが多いかとは思いますが、各社が特徴をだしているのが興味深いです。
*JALは ES ➡ 一次 ➡ 二次 ➡ 最終
*ANAは ES ➡ 一次 ➡ 最終
一見するとANAの進捗が早く面接回数が少なく早くに結論を出す方向のようですが、JALとの違いは、書類選考に動画提出 があることです。
コロナ前から動画による、所謂一次面接でみるポイントを選別するという審査方法が取り入れられるようになっていましたが、今回のANAも※所謂一次面接に変わる選考を重視していることが察されますね。
これには準備が大変ですし、JALの第2クールの日程よりも〆切が早いという点で、本気度ややる気のある方をそれだけでも応募するという行動で選別できるので、私は大変効率的な方法ともいえます。
JALはこの春に新卒に先駆けてコロナ後の既卒CA採用を実施しました。
それに続く2回目の既卒採用、しかも2クールといった分散型ですが、その時々に応じた多様な人財に出会えるチャンスとして捉えるはずですので、受験する方はどっちが優位とかといった詮索はする必要は無いと思います。
同時にANAも始まるわけですから、皆さんにとっては熱意をみてもらえるチャンスが増えたことに「ワクワク」を感じながら自分の想いや自分らしさをガッツリ表現し、想いを伝える素敵なキャリアアップの機会としてチャレンジしてください。
※所謂一次試験
一番はじめの試験は何を見るかということを認識するとわかりますね。
それは、第一印象の良さ=人柄の良さ です。
話す内容も大事ですが、はじめの時点ではいかに感じがいいか!
いかに「うちの会社にいてほしいCAの印象だな」とか、
表情、話し方から伝わる人柄、姿勢や挨拶等が身についているか、動画では特に映っている画像のバランスや背景などまでじっくり見ることができます。
目の動き、話す間の取り方、結論からわかりやすく自分の言葉で話しているか。
文章丸暗記、読んでいる風ではないか等々じっくり見ることができますから、動画は一次面接を対面でする以上なところまで審査できます。
なんて書くと皆さんビビっちゃいますよね (;゚ロ゚)
ポイントは自然体で、相手に語りかけるように、相手へ心や気持ちが通じることですから、逆にあまり気負わずに自分らしさを発揮してください。
自分1人ではいいのかどうかわからないでしょうから、周りの大人のかたにみてもらって印象を聴くとか、自分でも話し方の癖が出すぎていないか等を視て取り直すことも可能なので、そのアクションは早めにしていってくださいね。
今回は変化と重要なことをお伝えしたいと思います。
それはコロナ禍、他の業界も働き方が変わってきていますよね。
CAも同じです。
強いて言うと航空業界が変わってきているといっても過言ではないかと思います。
「CAに求められる人物像」の変化をしっかり捉えられていると、ESの設問の意図することが理解でき、何を書くのかのイメージが湧いてくるかと思います。
どの業界も今まで社会人に求められる要素のNO.1が〝コミュニケーション力〟でした。
もちろん仕事はこの能力が無ければ成り立ちませんので重要なポイントあることは変わりありませんが、、、、、
大事なのは「問題を見つけ出し、解決するための考える力」=ひと言で言うと課題解決力
・・ですが、社会動向や航空の変化を踏まえた自分の仕事や環境の展望をどう見るかを考えられる人財!ということになります。
IT化が進み、それをどう便利に使いいいサービスとして認知利用させていくことが今後の人が手がける重要なことなのかと思います。
「人を大切にする!心を尽くす!進化にそった対応を柔軟にする!」等々・・・
言い尽くせませんが、CAに求められる人物像のイメージは広がってきていると言うことは言うまでも無いことですね。
考える忍耐強さと考えを分かち合い、自分なりの考えに自信を持つことが差別化になるポイントかと思います。
一回一回の試験を大切にして臨んでくださいね。